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シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

どうしてこの本を選んだか

どこで紹介されたかは覚えていないが、この人がとても良いとどこかで見た気がするので買ってみた。

概要

アメリカ起業界の仕組みを一新した男、ナヴァル・ラヴィカント。 エンジェル投資家とスタートアップを結ぶ「AngelList」創業、 彼の出現以後、全米のスタートアップ創業スピードは飛躍、 法律までをも変えてしまう。 個人投資家としてもUberやTwitterに初期投資するなど、 先見の明と行動力を兼ね備えたシリコンバレー屈指の事業創出者。

成功とスキャンダルが背中合わせのシリコンバレー。 富を得るほど身がすり減る過競争の世界にいながら、 核心をついて語られる人生論・幸福論に、世界中の オピニオンリーダーが耳を傾けつづける稀有な存在。

生きるのに必死だった男は どう逆転したのか――?

感想

本のタイトルにある通り、シリコンバレーでも影響のある思想家が考えを記した本。思想家だから難しいことを書いているのかと思えば、そうではない。自分に正直で、相手に誠実であることがとても大切だと書かれている。

特に、本については「人生を劇的に好転させる」と書かれているので、自分もそれに従っていろんな本を引き続き読んでいこうかなと思った。

正直、そんなに衝撃的なことは書かれていないが、やはり当たり前のことを当たり前にすることが重要だと感じた。

今後への活かし

引き続き本を読み続けようと思った。

自分が見逃しているだけで、もっと重要なことが書かれているのかもしれない。再読してもう一度読んでみるつもりだ。

Notes

  • リッチになるにはレバレッジが絶対に欠かせない。レバレッジの形態には労働、資本、そしてコードやメディアがある。でもそのほとんどは労働と資本のように誰かから提供を受ける必要がある。(中略)だからそれを得るために君はできる限り君の名前で信用を築かなくてはならない。

  • これらの中で一番興味をそそる、1番重要なレバレッジが限界費用ゼロで複製できるプロダクトという概念だ。これが新形態のレバレッジだ。

  • 人に誇れないことをする時はよく考えたほうがいい。いつか自分の身を滅ぼすことになるからだ。

  • 求めることあれば皆苦なり。求めることなくんば、すなわち楽し。(仏教の教え)

  • リチャード・ファインマンもこんなことを言っていたね。
    「どんなことがあっても、決して人を騙してはいけない。そして一番騙しやすい人間は自分だ。」
    不祥事なことを誰かに言ったその瞬間、自分にウソをついたことになる。そして自分の嘘を信じ始め、そのせいで現実から切り離されて間違った道を進むことになる。

  • 私が人生で何らかの物質的成功を収め、何らかの知性を得ているとしたら、それはひとえにこの読書量のおかげなんだ。現実の人間は1日1時間も読まない。多分1日1分も読んでいないだろう。読書は本物の習慣にすることが一番重要だ。何かを読むなんてほとんどどうでもいい。興味の向くまま読んでるうちに人生が劇的に好転する。

  • 理性的な人は自分の力の及ばないことへの無関心を育むことによって心の平安を得ることができる。

  • 君はいつか死にすべてが意味を失う。だから楽しもう。前向きなことをしよう。愛を伝えよう。誰かを喜ばせよう。ちょっと笑おう。今この瞬間を味わおう。そして君にしかできないことをしよう。

買ってねー

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️☆

シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント