あっという間に人は死ぬから 「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方

どうしてこの本を選んだか
最近時間が足りないと感じることが多くなり、小さいところで時間を多くの時間を食っているんじゃないのかなと感じていた。時間術に対する本を読んで時間短縮につなげようと思ったから。
概要
あなたの時間は限られています。今、この瞬間をどう生きますか?
「仕事、家事、育児、タスクだけに追われ疲れている」 「生きる意味や目的があればと思うが、特にない」 「空いた時間も、スマホを見るだけで潰れてしまう」 「大きな不満はない。でも、人生に行き詰まりを感じる」 「1日がすぐ、1年もすぐ過ぎる。年齢だけが増える」
本書を手に取られたということは、このような悩みを抱えた人が多いと思います。 ご安心ください。この本を読めば、そんな悩みはたちどころに解消いたします!
…と安易なことは言いません。 でも、本書はどんな方にとっても、よりよい人生を送るヒントになるでしょう。 著者は統計のプロで、今もっとも注目を浴びるデータサイエンティスト。 古今東西の知恵とエビデンスに基づいた「人生における有意義な時間の使い方」、 その具体的な指針を展開します。 「それって、あなたの感想ですよね」とは、死んでも言わせません。
以下はすべて間違い。
・夢や目標を持て ・悲しい時は笑え ・辛いことは考えるな ・一万時間努力しろ ・ポジティブになれ
自己啓発の「常識」を、統計で叩き潰しまくった末に見えた「希望」とは? 自己啓発はコレで終わり。最後の「自己啓発書」ができました!
感想
統計のプロが教える「時間浪費の良薬は」というキャッチフレーズで書かれていたため、統計を利用した消費の時間浪費の具体的な原因や対策について書かれているのかなと思った。
しかしながら、内容としては自分に芯を持って自分で行動して、自分が人生の中心である自分の人生に対する真意を持った人間になることこそが時間浪費の一番の削減方法うんぬん、精神的なことが書かれていた。
「時間を食べつつくモンスター」というのはNotesにある通りの三つであるが、正直そんな答えを得たいがためにこの本を買ったわけではない。
具体的な方策を示せない以上、この本に自分が求める価値はない。 なんかよくわからない哲学じみた文章で締めくくってそれっぽく終わらせようとしてるのも全く理解ができない。 そもそも太陽だの月だの闇だのって何なんだよって感じ。 もっと具体的なものを記して欲しかったのに残念でならない。
正直おすすめしない。
今後への活かし
時間を効率よく使う方法としてタイムボクシングなるものが挙がっていた。
そのハウツーは役に立ちそうなので機会があれば使おうかなと思う。
Notes
- AIを使った教育事業を行っているアメリカの企業「フィルタード」が発表している、時間内により多くのタスクを効果的・効率的にこなすテクニックのランキングを見ています。(中略)一位 「タイムボクシング」一日のタスクを書き出すだけでなく時間割を作りましょう。世界一マルチタスクな男と言われるテスラや スペース X のCEOイーロンマスク氏も毎日の習慣としてタイムボクシングを取り入れています。また、マイクロソフトの共同創業者のビルゲイツ氏も使っているようです。
- うまくいっている人 成功しているの 特殊人の特徴 何か一つあげるとするならば 自分に合ったことをしているということです
- 2008年 アメリカのメジャーなが続出し サイエンスに掲載された論文では 身体的な暖かさを感じると目の前の人のことを思い 優しい 穏やかな温かいに 人間だと感じるという2つの実験結果を紹介しています
- 避けられない闇(死・孤独・責任)と向き合う
- 闇を照らす月(かりそめの平穏)に惑わされない
- 太陽(価値観)を見つけ、自分の人生に主体的に関わる この三つこそが「時間を食べ尽くすモンスター」の正体と倒し方。私はそう結論つけます。
買ってねー
おすすめ度:⭐️☆☆☆☆