恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論 ~The Bible of Winning a Woman's Heart~

どうしてこの本を選んだか
YouTubeで動画を見ていた際、表に関する内容のチャンネルを視聴していたところ、この本が度々宣伝されていた。 それが気になり、購入した。
概要
この本は、恋愛資本主義社会で勝ち抜き、女性を惹きつける「モテ強」になるためのバイブルです。
- モテたいけど、どうしたらいいかわからない
- 好きな子から好かれたい
- 女性の気持ちがわからない
- 今よりもいい恋愛がしたい
そんな悩みを抱える人々が「モテ強」となり、幸せな恋愛を楽しめるように書かれています。
本書の特色として以下の点が挙げられます。
- コンサルで得た数百の事例を元に分析し、普段はなかなか聞けない女性の本音を交えた戦略を練り上げていること。
- マッチングサービスを運営する中で得た多くの女性の生の意見やマッチング傾向を分析し、「異性に選ばれやすい人」の特徴を知見として盛り込んでいること。
これらの点から、本書はここでしか得られないオリジナリティがあり、リアルな実態に即した実践的な内容になっています。
ハッピーなラブライフを送るための第一歩として、いざ出陣です!
感想
いわゆる「モテコンサル」と呼ばれる人が書いた恋愛に関する本である。この手の本は、著者の経験談や主張が多く、偏った思想になりがちだが、この本は著者が実際に多くの人の相談を受けたり、学術的な観点から論理的に理由を記している印象を受けた。
最近のモテ本は、どちらかというとロジカルな内容で、人間を生物行動心理学の視点から論じるような学術的なアプローチが多い。この本もその流れに近い形の内容である。また、著者が女性であることも注目したい。一般的に、男性に比べて女性のほうが自分の感覚や主張に偏った書き方をすることが多いが、この本の著者は女性でありながら、概ねロジカルな主張を展開しており、ところどころで女性目線からのアドバイスをしっかりと盛り込んでいる点が今まで読んできた本とは異なっていた。
言ってしまえば、「男性脳寄りの女性」ともいえるのかもしれない。実践的なアドバイスも多く書かれていたので、とりあえずここに記されているアドバイスに従い、何か行動を起こしてみたいと思う。
今後への活かし
おっぱいをみないようにします。
Notes
- 恋愛にはキュンキュン、ドキドキがあるもの。それ以外は恋愛じゃないと刷り込まれているのですね。世の中の女性、多くの女性はキュンキュン至上主義なので、この感情を誘発できない男性は「ドキドキできない」という理不尽極まりない判断を下され、恋愛対象外になってしまうのです。
- だからこそ、改めて声を大にして、モテ強を目指す男性全員に伝えておきたい。おっぱいを、見るな。
- 会話において男性は情報を伝えることを重視する。一方、女性はお互いを理解し、人間関係を構築することが主な目的であることを、まず頭に入れておいてください。
- では、どういう質問がいい質問かについては、相手の動機や感想を聞き出す質問を意識するといいでしょう。
- 口説きを成功させるためには、2つの条件が必要です。ひとつは、女性の中に自分への好意を育てること。二つ目は、女性が自分への好意を抱いたタイミングでシュートを打つこと。
- 望ましいスタンスとしては、「君のことはとても素敵だと思ってる。だからよかったらデートにも行きたいし、付き合いたいんだ。でも別に嫌ならしょうがないよね」くらいのテンションであれば対等といえます。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️☆