ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言

どうしてこの本を選んだか
SNSで知り合った会社を経営している人がこの本を読んで会社を起こすことを決めたといったような節のことを言っていたため。
この本を読んだことによってSNSでフォロワーを増やそうと考えて、実際にフォロワー増えて、会社も立てることができて、人脈も広がって結構いい感じに進んでいるということだった。
その話を聞いたので自分もせっかくだから読んでみようかなというふうに思い読み始めた。
概要
この本はよくある、いわゆる自己啓発本と呼ばれるものであり、モーレツ社員の社会での働き方といったものを書いている。
他の自己啓発本とあまり大きな差はない。
ただ、より現代風にカスタマイズされて、現代では働き方をするといいといったアドバイスだったりとか、最近転職が当たり前になった世の中で積極的に転職を勧めたりとか、どんどんと自分の立ち位置を変えていこうといったものを推奨しているといったところが、今までの既存の自己啓発本とは異なる。
感想
いわゆる自己啓発本とあまり差はないが、現代的な猛烈社員としての働き方を描いているので、その点、新しい観点から語られている点が面白いなというように感じた。
今後への活かし
Notes
- 他人が喜んで銭を払ってくれるようなレベルになるまで、仕事の本質を高めるためには、圧倒的な量をやりきる時期が絶対に必要だ。量をこなさない人間がブランド人になることは絶対ない。
- 個人としてスポットライトを浴び、一大プロジェクトを立ち上げた後、万一プロジェクトがずっこげてしまったとしよう。南案の問題もない次の日からまたキラキラした目をして出社すればよい。
- さて、君たちがヘッドハンターの視界に入るようにするためには、一体どうすればいいだろう?その方法は驚くほど簡単である。業界の人間が集まるカンファレンスやイベント勉強会に登壇し、スピーカーとしてベラベラしゃべってしまえばいいのだ。
- ブランド人あるもの、家族と向き合うことへことで理不尽を学べ、理不尽を楽しめる。
- 山本五十六海軍提督の色紙画像を送った。
苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である。
- ハイリスクなチャレンジに身を投げうった結果、大失敗するのは可能構わない。しかし、ウソをついたり、ズルをしたりごまかしたり、人としてダサいこと、正義感にかける行いは決してしてはならない。ダサいズルを一度したが、最後ブランド人営の道は断たれる。君はブランド人の世界からは永久追放だ。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️☆☆