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図解 なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣―世界中のビジネスマンが学んだ成功の法則

どうしてこの本を選んだか

YouTubeで「ピボット」というビジネスマン向けのチャンネルを見ていた際、こんまりの本をコンサルした図書コンサルタントの方が出演していた。その方が紹介していたおすすめの本の中の一冊だったため選んだ。

概要

感想

結構大きい本で、B5ぐらいの大きさがある。ただし、本自体の厚さは薄くて、そんなにボリュームがあるわけではない。書かれている内容は、「仕事がうまくいく人の習慣」とある通りの内容が中心で、見開き2ページにつき右側には仕事上で心がけるべきことが文章で書かれ、左側にはそれを補足する図解があり、非常に分かりやすかった。

この本を読んだとき、正直、自分はすでにだいたい達成しているなと思った。新しい学びがあるというよりは、自分の仕事習慣がこれで正しいのだと自信がつく本だった。しかし、書かれている内容は自分が普段心がけていることでもあり、それが文章だけでなく図でわかりやすく書かれている点には好感を持てた。

最近、いろいろな本を読んでいると、すべてではないが「イメージ」という言葉が頻繁に出てくるように感じる。先日読んだマインドマップに関する本でも、脳のイメージや図を用いて記憶力をアップさせることが書かれていた。この本でも「イメージを持つことの重要性」が述べられており、その図解は相手にイメージを伝えるために非常に効果的だと感じた。相手の意識に残りやすい図解は、習慣化にもつながり、この点が特に良かった。

また、多くの本で強調されている「相手の立場に立って考える」ということも、この本では随所に書かれていた。相手の立場に立つだけでなく、相手の仕事のプロセスを考慮しながら、自分のプロセスやタスクを実行することに重きを置いていると感じた。

この本で「これをやらなきゃ」というような新しい課題は見つからなかったが、内容が薄くて非常に読みやすく、図解でイメージしやすい構成のため、さくっと読める本としておすすめできる一冊だ。絶版されているのが非常に惜しい。

今後への活かし

自分としてはやっているつもりではあるが、もしかしたら読み飛ばしている部分があるかもしれない。読んだことで、もう一度じっくりと読み直してみても良いかもしれないと思った。

Notes

  • 楽しくない仕事を先に片付けると不安・ストレスが消える。

  • 仕事の前に計画づくりに時間をかけよう。計画を立てるのは仕事のイメージを明確にするため。

  • 社内・社外にかかわらず全員を顧客と考えて仕事をする。いつ、どんな時も顧客のニーズに応える仕事を目指す。

買ってねー

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

図解 なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣―世界中のビジネスマンが学んだ成功の法則