概要
プロジェクトマネージャー(PM)一筋24年!
500件以上のプロジェクトを経験してきた著者が、多くの組織・プロジェクトで見られる「人が壊れるマネジメント」の原因を体系化し、その回避法を具体的に紹介する。
「目標の不明確さで壊れる」「経営陣の無理解で壊れる」「意思決定過程への非参加で壊れる」「マイクロマネジメントで壊れる」「組織文化とのミスマッチで壊れる」「実行したタスクがキャンセルされて壊れる」
などなど、人が壊れやすい50のアンチパターンを紹介。
再現性の高い「正しいマネジメントの方法」をセットで伝える。
どうしてこの本を選んだか
マネジメントを勉強する一環として購入した。
悪い側面から見たプロジェクトマネジメントも勉強になると思い、反面教師的な期待を込めて本書を購入した。
感想
本書の特徴として、マネジメントのアンチパターンを実際の業務の光景に合わせ50パターン挙げて、それを解説した本である。
つまり、具体的な例を出して、それがどうアンチパターンかという側面でのマネジメント論だ。
頻出度と危険度の二つの軸でそれぞれのアンチパターンの具体的な事例を挙げている。
ただ挙げているパターンが具体的かつ局所的なように感じ、再現度で言うと微妙なのではなかろうかというのが所感である。
もう少し抽象的で汎用的なマネジメント全般で当てはまるようなアンチパターンの解説を期待していた。
一般的なマネジメントの本で包括できるような内容が多いため、個人的にはあまり役に立たなかった。
今後への活かし
目についた部分として、心理的安全性を十分担保できるようなマネジメントが重要であると再認識したので、心がけたい。
Notes
- 会議制で決められる要件には、組織上の力関係が反映され、実際にシステムを利用する人が使って便利なものや、業務の効率化につながらない可能性が高くなる。(中略)こうしたパターンは、システム開発の領域では、1968年にコンピュータ科学者のメルヴィン・コンウェイが提唱した「コンウェイの法則」、すなわち組織が設計するプロダクトはその組織のコミュニケーション構造を反映するという法則としてよく知られているが、今でも多くの組織のプロジェクトで見られる光景だ。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️☆☆
人が壊れるマネジメント プロジェクトを始める前に知っておきたいアンチパターン 50