概要
人事で30年超の実績を持つ著者が、 新卒ベンチャーから外資系生保役員まで一貫して夢を実現してきた「成功のルール」を体系化。
MBA・博士号取得、IPO実現など具体的成果に裏打ちされた再現性の高い手法を提示
どうしてこの本を選んだか
Amazonのおすすめに流れてきた本だったと思う。自分のキャリアもそこそこになり落ち着きを見せているが、改めて「どういう人が仕事ができる人なのか」「自分に足りないものがあったら補填したい」と見直そうと思い購入した。
感想
本書に書かれていたのは、目先の小手先の仕事術というよりは、より長期的目線で戦略的な働き方に焦点が当てられていたように思う。どういったことをやれば長期的に成果を得られるか、部下に対してどのようなアプローチをすれば仕事を任せられるチームビルディングができるかといったことが書かれていた。仕事を始めて2〜3年目くらいの目先のことで手いっぱいの人たちにとっては、結構難しめで抽象度が高い内容だったように思う。逆に言えば、早い段階からこういうところに着目して着手していけば、期間が長くなるほど有利になるだろう。自分自身に焦点を当ててみると、おおよそできていたように思う。自分の働き方が問題なかったことに確信が得られたのと、改めてどのようなことが大事かを整理することができたのでとてもよい機会であった。
今後への活かし
自分として気をつけているところとして、説明の際に全体のイメージを与えてから着手するということを心がけている。本書にも、相手に指導するためには全体的な話をして、今やっているのはこの辺りで、これをやればこのように全体へとつながっていくといったことを意識した指導が必要と記載されていた。思い返してみると、そういう説明をしたかどうかで言うと自信がないところはある。今後指導に当たる際には、いまはどの辺のことをやっていてなぜこれが全体にとって必要なのかといった、より抽象的な話から具体的な話に落とし込むような説明を心がけたい。
Notes
- 本書から得られる五つの力。1. やりたいことを確実に実現する目標達成力。2. 限られた時間で最大の結果を出すタスク貫徹力。3. 周りから信頼され、チャンスが舞い込む人間関係構築力。4. どんな環境変化でも市場価値を上げ続ける継続学習力。5. 長く走り続けられる、心と体のレジリエンス力。
- 第二領域(重要だが緊急ではない業務→いつやるのか決める)最も軽視されがちなのがこの領域です。例えば、人事制度の抜本的な見直し、次世代リーダーの育成計画、採用ブランディングの戦略設計など、どれも未来の成果を大きく左右する業務ですが、今すぐではないため後回しにされがちです。多くの場合、陥りやすいのは、この第二領域を後回しにしてしまうことです。しかし、この領域こそがこれからを形作る種まきの時間であり、今後の成果を大きく左右する業務です。
- 期待以上の成果を出すための三つの視点。1. 仕事を受けたら、5W1Hで内容を整理すること。2. 適宜中間成果物を提示し、方向性が正しいかをすり合わせること。3. フィードバックを受けたら、期待とのズレを丁寧に修正すること。
- 役割にそぐわない仕事を抱え込むことは、自分の評価やチーム全体の成果に長期的な悪影響を及ぼします。仕事に取り掛かる時には、時給単価・スピード・品質を意識して、自分がやるべき仕事と人に任せるべき仕事を整理します。
- 私は新しい仕事を依頼するときには必ず、なぜこの作業が必要なのか、全体のどの部分に関わるのかを最初に説明するようにしています。
- 成果を上げる人の任せ方の習慣。1. 小さな成功から積み重ねている。2. 任せた後のフォローを欠かさない。3. 失敗を成長の材料として活用している。4. その人に合ったチャンスを見極めている。
- ビジネスの現場で成果を上げるために必要不可欠な力の一つが、論理的思考力(ロジカル・シンキング)です。日本では社会人基礎力として経済産業省が2006年に提唱した、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な三つの能力の一つの「考え抜く力」の中心にあるのが、まさにこのスキルです。
- 気持ちを切り替える力こそが、長期的に高い成果を出し続けるための鍵なのです。「思いっきり働き、思いっきり休む」これは単なる理想論ではなく、実際に生産性と密接に関係していることが研究からも示されています。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️☆
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