概要
けんすうさん絶賛
「AI時代にもっとも大事な『はじめる力』の身につけ方がわかる本」
行動に必要なのは、才能でも性格でもなく技術だ。
「動きたいけど動けない」
「何が正しいのかわからないから、身動きが取れない」
そんな思いは誰にでもあります。
本書は、「本来は石橋をたたいて渡るタイプ」でありながら、
政治経験も地盤もゼロで都知事選に立候補した著者が、
その心配に負けず、ものごとを「はじめる技術」をまとめました。
・取っても問題ないリスクの見分け方
・失敗が「学び」や「経験値」に変わる考え方
・「はじめる」ためのチームビルディング など、
「やりたいことがある」「いつか何かをやりたい」と思っている人が、
読むだけで何かをはじめたくなる、はじめる後押しをしてくれる1冊です。
AIエンジニア×起業家×SF作家だからこそ書ける「未来」の話。
著者が何かをはじめるときに考えている「未来」のつかみ方も伝授。
「何をやるべきか」迷っている人、そもそも何がやりたいかわからない方にも参考にしていただけます。
最後に、安野さんが目指す未来についても言及。デジタル民主主義のこれからが知りたい方にも必見です。
失敗しても、うまくいっても、「何かをはじめた人」が歴史をつくる。
そしてそのチャンスは誰にでもあることを実感できる1冊です。
どうしてこの本を選んだか
支持政党として今回の衆議院選より結成されたチーム未来。
その党首として注目されているAIエンジニアの安野さんが書いた本が本書である。
どういうマインドセットを持って安野さんは政治家への道を歩んだのか、
ということを知りたかったので本書を購入した。
感想
本人も起業家であり、いろんなものを立ち上げて、いろんなチームを作って成果を上げてきた。
党首になることもその一つであるが、どういったマインドを持ってチームを立ち上げ、
物事を始めて、それを軌道に乗せるかを、どのような点に気をつけながら進めているかが書かれていた。
同じ年齢でありながらいろんなチームを作って、会社を起業して、
挑戦していく安野さんはとても尊敬できる。
また、やはりいろんなことを立ち上げてまとめてきただけあって、
その立ち上げ哲学というのもしっかり確立していることがうかがえた。
ただ、書かれている内容はいわゆる一般的なマネジメントの本とおおよそ同じなので、
本書から得られる真新しい知識はあまりないのかもしれない。
しかし、新しい政治家のタイプとして新しい風を吹かせる可能性のある人物が
普段考えていることを知ることができるという点で、非常に有用な本であったと言える。
今後への活かし
スタートダッシュで何かを始め、仲間を作ってその目標に進んでいくという考え方は非常に参考になる。
ただ、自分自身に何か目標があるわけでは全くないので、
やはりそこが自分の課題なのかもしれない。
Notes
- 何かを始める時には重要な三つのステップがある。ステップ1、達成したいゴールを発見する。ステップ2、ゴールに至るための勝ち筋を見出す。ステップ3、仲間を集めてチームを作る。
- 「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」という2023年のアカデミー賞で七冠を達成したSF映画がある。この作品における重要な設定に、この世界には多数の宇宙が存在しており、どの宇宙でも自分が存在している。それぞれの宇宙の自分は全く違う境遇にあるというものがある。
- 既定路線から外れてもっとこうした方が良いのではと提案し、改善を加えていく行動は、未来を少し傾けることにつながる。そうした行動の積み重ねが、未来を新しい方向へ導くことになる。
- 何をやってるのかわからない人や失敗しても挑戦をし続ける人に優しいコミュニティは、イノベーションを起こしやすくなる。
- 私はチームをまとめるときに、次のようなことを大事にしている。1. メンバーの力を最大限生かせるチームにすること。2. スピード感のあるチームにすること。そのために次の三つを意識している。判断基準を示すこと。心理的安全性を確保すること。リスクを先に提示すること。
- ベンチャー企業の文化として、許可より謝罪という言葉がある。何かをする時にいちいちこれやっていいですかと許可を求めていては、どうしても時間がかかってしまう。むしろ思いついたら、とにかく手を動かしてみる。いきなり大きくやろうとすると時間もかかるし、リソースも足りないので、まずは小さく始めてうまくいくかどうかを試してみるわけである。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️☆☆
はじめる力