概要
スティーブ・ジョブズ、イーロン・マスク、エリック・シュミット……
圧倒的な結果を出す人達が追い求めてきたエクストリームな自己変革法、ついに解禁!
コツコツ努力する時代は終わった!
圧倒的な結果を出す人は脳内物質を自在にコントロールしている!
心理学、神経生物学、薬学、テクノロジーの発展によって、かつては50年以上修行した僧侶にしか体験できなかったような脳の状態を、あるいは、危険なエクストリーム・スポーツにはまる人にしか見られなかった世界を、安全に、かつ簡単に、誰もが体験することが可能になった。
どうしてこの本を選んだか
別に自分を変えたかったわけではなく、どちらかというとゾーンという文字に惹かれた。
エンジニアとしてゾーン(フロー)に入った経験はあるにはある。
それはどういう時かというと、作業に集中していた時だ。
ゾーンに入ると、本当に時間の進みが早く感じて、いつの間にか時間が進んでいた。
また、その状態では生産性が上がるため、ゾーンに入ることによって高い成果を出すということは間違いないだろう。
それをどうすればゾーンに入れるのか、その方法が科学的に書かれているとのタイトルだったので、それを期待して購入した。
感想
書かれている内容は眉唾なものが多いというのが正直なところではある。
バーニングマンと呼ばれる集まりがあり、そこに行くと精神が高まり、いままで味わったことのない高揚感を味わえたりだとか、性交渉を行うことによってゾーンに入るような研究が行われているといった内容が書かれていた。
確かに科学的なのかもしれないが、じゃあこれを日常で取り入れられるかといったら、非常に難しい部分がある。
非日常的なものに混じれば、自分の意識が変化するような体験を得られ、結果的にゾーンに入れるのかもしれない。
しかし、それはやはり非日常であって、生活の中でそこに到達できるかといったら難しいと言わざるを得ない。
それ以外の箇所で集中力を上げる方法だったりが記載されていたりするので、脳科学的な知識を得るという側面では全く学びがないというわけではない。
そういう世界があるんだと知ることもできたので無駄な本だったとは思わないが、非日常的すぎるのでいざ実践にというと非常に難しい。
こういう世界もあるんだなといった軽い感じの知識を取り入れるくらいの感覚で読むのが良いだろう。
今後への活かし
特になし。
Notes
- キース・ソイヤーは著書「凡才の集団は孤高の天才に勝る」の中で、次のように説明している。「最高の状態のこと。グループが持つ能力が最大限に高まった時に、そのグループが出す成果。…変化の激しい状況では、行動と意識を融合させ、即興で素早く適応できることが、グループにとってかつてないほど重要になっている。」
- 仕事の邪魔になるものを最小限にし、従業員をフロー状態に保とうとすることを目的としているのだ。
- 草の根的なこの動きは、研究が進むのと相まって、性行動がエクスタシスに入る現代のテクニックのひとつとして広まっていることをはっきりと示している。
- 意識は強力なツールだが、スピードに欠けるうえ、一度に処理できる情報量が少ない。それに引き換え、無意識ははるかに有能だ。
- 顔の表情は感情と深くリンクしており、どちらか一方だけが存在することはありえないのだ。ボトックスは悲しい表情を作れないようにして、うつ状態を改善する。だが、それは周囲の人たちとのつながりに影を落とすことにもなる。なぜなら、私たちは互いの表情を真似ることによって共感を覚えるからである。ボトックスを注射すると真似ができなくなり、そのためほとんど何も感じなくなってしまう。
- 買い物と宗教心が、同じ神経回路を使っていると思われることだ。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️☆☆
ZONE シリコンバレー流 科学的に自分を変える方法