概要
リーダーにとって「言語化」が持つ役割は想像以上に大きい。指示がうまく伝わらない、相手が何を考えているかわからないなど、チームやメンバーの間で起こる問題の9割は言語化で解決できる。あなたは、言葉を「明確に」できているだろうか? 言語化のプロが伝授する「あいまいさ」をなくし、「伝わる言葉」をつくる方法。
どうしてこの本を選んだか
YouTubeのPIVOTチャンネルで言語化を推進する人がゲスト出演しており、言語化がないとそのもの自体を定義したとは言い切れないという話に共感した。言語化の技術を上げることが自分のスキル整理や説得力の向上につながると考え購入した。
感想
タイトルの通り、リーダーとは何をすればリーダーなのかということが具体的に言語化されている。まず、リーダーとはメンバーにとってどういった存在なのかを説明しており、リーダーとは自分自身ではなく部下たちを使うことによって成果を出すものだと述べている。もう一つは、お客様に対する価値提供の言語化である。リーダーである以上、部下に成果を上げさせる必要があるが、その成果とは具体的に何なのかを言語化している。リーダーとは何かを示した上で、どういうアプローチを取れば成果につながるかを文字通り言語化しているので、リーダー職に就く場合や、自分が部下になった時にどうリーダーについていくか、成果を上げるにはどういったことを考えればいいかなどが学べる本であった。
今後への活かし
自分は最近教えることが多いが、部下がついて成果を上げているというわけではない。自分自身に専任の仕事がなく部下にやらせたい仕事がそもそもないため、自分で働くしかないというのが現状である。ただ、今後自分に部下を持って仕事が入るようになったら、部下に対し言語化を駆使しながら成果につなげ、仕事を納品できるよう定型化できればいいと思う。再読したい本なので、もう一度読んでみたい。
Notes
- リクルートが長年にわたってトップで居続けられるのは、属人的なノウハウではなく、むしろノウハウをまだ持っていない人に「know what:何をすべきかを伝え」、ひたすら行動に繋げてきたからです。
- リーダーの本来の役割は、メンバーの精神安定剤になることではありません。リーダーの仕事は、メンバーに結果を出してもらうために考え、行動することです。
- 付加価値とは、自社ではなくクライアントが認めるものです。クライアントが欲しいと思う機能でなければ、付加価値にはならないのです。しかし、実際にはクライアントが欲しい機能ではなく、「自社が追加できる機能」のことを付加価値と呼んでいるケースが多いです。
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- 価値は、相手に変化を与えるものである 2. 価値は、相手のテンションを上げるものである 3. 価値は、相手に伝わらないほどの自分のこだわりである。
- SMARTの法則とは、物事を表現するときにSpecific:具体的にする、Measurable:数字で表現する、Achievable:達成可能な表現を使う、Relevant:それが何に繋がっているのかの関連性を示す、Time-bound:期限を明確にするという五つを意識して組み立てれば明確になるというフレームワークです。
- 曖昧な指示を明確にしていくためには、普段自分がしている指示の後に、自分の中で「そのために何をする」を3回繰り返すことを実施することが有効です。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
リーダーの言語化 「あいまいな思考」を「伝わる言葉」にする方法