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IT全史 情報技術の250年を読む

By Kotaro Muto December 28, 2025 Posted in 本読
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IT全史 情報技術の250年を読む

どうしてこの本を選んだか

「痛快コンピュータ学」でコンピュータの歴史に興味を持ったからだ。 もっと別の視点でコンピュータの歴史を紐解き、知識を得たいと感じたため。


概要

腕木通信、電信、電話、ラジオ、テレビ、そしてインターネット、AI ―― 情報技術の歴史を、近代から未来像まで一気読み!

人工知能(AI)が人の仕事を奪う――このように言われるほど近年の情報技術の進展は目覚ましい。 インターネットが広まって以降、私たちの生活やビジネスは劇的に変わった。 これらの動きをいたずらに追うだけでは、その本質は見えてこない。これから先の世の中がどのように変わるかを考えるためには、情報技術にまつわる歴史を振り返り、現在の立ち位置を知ることが大切である。

産業革命のあと、フランスで腕木通信と呼ばれる技術が誕生したのが1794年。そして、レイ・カーツワイルが主張する「シンギュラリティ」、すなわちコンピュータの能力が人間を超え、これまでとまったく異なる世界が現れるのが2045年とされている。本書は、この間250年の物語だ。

情報化時代の必須知識や本質をつかむ力をつけるために、必読の一冊! テクノロジー用語に馴染みのない読者もすらすら読める。


感想

ITという言葉の定義は非常に広いと思う。ITの意味は「インフォメーションテクノロジー」、つまり情報技術だ。では、この「情報」とは一体何なのか。それを明確に定義したのがシャノンであると言える。

では、それ以前には情報がなかったのかというと、そんなことはない。人間の大きな発展に寄与したのは、間違いなく文字の発明だ。文字は情報技術の一つと考えられるが、文字そのものを「IT」と呼ぶことに賛同する人は少ないだろう。

この本では、情報を送り届ける技術を腕木通信をはじめとして定義し、そこからIT技術の発展について記している。腕木通信の本質は、情報を送り届けるという点にあり、それ以前にも騎馬や日本でいう足軽のように、物理的に情報を運ぶ技術は存在していた。しかし、ITの始まりはこの腕木通信であり、そこから本書をスタートさせている。

この本では一貫して「情報を送り届ける」という点に注目しながらIT史が語られていく。ITというとコンピュータを連想しがちだが、本書は通信に焦点を当て、それを追いかけている点が新鮮だと感じた。


今後への活かし

自分の中でITというと、大学で学んだものを指すと思っていたが、「情報を送り届ける技術」という意味でのITという新しい知識を得ることができた。コンピュータだけでなく、ネットワーク通信にも少し興味を持ったので、これを機にネットワーク系の歴史についても調べてみたいと感じた。


Notes


買ってねー

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

IT全史 情報技術の250年を読む

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