概要
▼きちんと休んでいるのに仕事の疲れが抜けない皆さん、 「土曜」と「日曜」で同じ過ごし方をしていませんか?
日本のビジネスパーソンは、休日を「休息」の時間と考えて、身体を休めたり、ストレスを発散したりすることを心がけていますが、必ずしも思い通りにはなっていません。 休みが明けても、疲れは依然として残ったままで、ストレスも解消されていない……と感じている人がたくさんいるのではないでしょうか。
一方、世界水準のエリートであるエグゼクティブの休日の過ごし方には、大きな共通点があります。 彼らは、休日を「何もしない時間」と考えるのではなく、「積極的にエネルギーをチャージ(休養)する時間」と「知的エネルギー(教養)を蓄える時間」と位置づけているのです。
▼世界の一流が休日に必ずすること、絶対しないこと
彼らは休日を、休息のための時間ではなく、仕事で成果を上げるための「原動力」と考えています。 筆者が注目したのは、彼らがそれを「楽しんでやっている」ことです。 仕事を成功に導くための準備というと、多くの人が「苦行」や「修行」を連想して、ウンザリした気持ちになると思います。 しかし、筆者が在籍したマイクロソフトのエリートたちは、スポーツや趣味を楽しみ、休日を満喫することで、自己再生とエネルギー・チャージという二つの目的を実現していたのです。
本書では、世界の最前線で活躍する一流のビジネスパーソンの休日の過ごし方をお伝えすることで、すぐに実践できる「休み方改革」のための具体的なアクションを紹介します。 世界の一流の休み方を知って、「休日の解像度」を上げることは、これまでとは違った視点で自分の休み方を見つめ直すきっかけになります。 「こんな考え方もあるんだな」という新たな気づきが、あなたの休日を充実させて、毎日の生活にメリハリを与えてくれることになるのです。
どうしてこの本を選んだか
休日に休めている実感がなく、土日も勉強や自己研鑽をしてリフレッシュできていない感覚があった。それをどう解消すればいいか悩んでいたため、YouTubeのPIVOTチャンネルで取り上げられていた本書を購入した。
感想
一流の休日は何をしているのかという観点から、仕事の成果につなげるためのアプローチが書かれている印象を受けた。気分転換をするとは書かれていたが、本を読むことや仕事を中途半端に切り上げることなど、休日というよりはビジネスに重きを置くために休日をどう使うかというアプローチだったため、休日そのものよりもビジネスありきで書かれた本という印象だった。個人的にはだいたい自分としてはできている感じがしたので、あまり身になった内容ではなかったというのが正直なところだ。
今後への活かし
中途半端に仕事を終わらせることや振り返りなど、ありきたりなことは書かれていたが、自分ができているかというと非常に怪しい部分がある。自分自身の取り組みとして、意図的に振り返りの時間を作った方がいい気がしてきた。
Notes
- 私が興味を持ったのは、彼らが体やメンタルのコンディションを整えるだけでなく、脳を休めることにも気を配っていることです。
- クランボルツ教授は、偶然の出会いをキャリア形成のチャンスにするためには、次のような五つの要素が必要だと説いています。1. 好奇心:興味関心のある分野以外にも視野を広げること。2. 持続性:失敗しても諦めず努力し続けること。3. 楽観性:予期せぬ事が起こってもポジティブに考えること。4. 柔軟性:フレキシブルな対応を心がけること。5. 冒険心:結果が不確実でもリスクを取って行動すること。
- 自己考察とは、自分の価値観や思考パターンなどを客観的に見つめ直すことで、どうすればもっと良くなるのかを考えることです。仕事の無駄を省いて効率的に進めるためには、金曜の午後に15分程度の振り返りの時間を設けることが有効ですが、彼らは日常生活でも同じように改善点を見つけ出す習慣を持っているのです。
- ツァイガルニク効果とは、旧ソビエト連邦の心理学者ブルーマ・ツァイガルニクが提唱した心理効果で、人は達成した事柄よりも未完了な事柄の方が記憶に残りやすいという現象を指しています。行動経済学では、中途半端な状態で作業を中断すると、それが気になって仕方がなくなり、その要求を満たすために素早く行動すると言われています。彼らはあえて仕事を中途半端に終わらせることで、月曜日の早速を意図的に高めているのです。
- 彼らに共通するのは、自分の環境にどう生かせるかという意識を持って読書しているということです。読書を終えたら、この知識を明日の仕事にどう反映させるかを考え始めて、それをアクションに移しているのが彼らの特徴です。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️☆☆
世界の一流は「休日」に何をしているのか 年収が上がる週末の過ごし方