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悩みどころと逃げどころ

By Kotaro Muto April 1, 2026
悩みどころと逃げどころ

概要

ちきりん、ウメハラ流「いい人生」の探し方。

月間200万ページビューの社会派ブロガーちきりん氏と、世界一のプロゲーマー梅原大吾氏の異色人生対談。
「梅原さんは学校が嫌いで、授業中は寝てばかりいたという。
それなのに私の周りにいる、一流大学を出た誰よりも考える力が凄い。
いったいどこで学んだの? 学校の役割って何なんだろう……」。
そんな、ちきりん氏の疑問から始まったこの対談は、「いい人生の探し方」にまで発展した。

小さい頃からゲームという”人生で唯一無二のもの”に出あいながらも、
「自分の進む道はこれでいいのか?」と悩み続けた梅原氏。
一方、いわゆる”エリートコース”を自分から降りたちきりん氏は
「頑張って、頑張って、それでもダメだったら、
自分の居場所を探すために”逃げる”のも幸せをつかむ方法」と言う。
立ち位置も考え方もまったく違う二人が、足かけ4年、100時間にもわたって語り合い、考え抜いた人生談義。
学校で真面目に勉強してきたのに競争社会で行き詰まっている人、
やりたいことが見つからなくて悩んでいる人必読の一冊。


どうしてこの本を選んだか

一時期、ゲームをちょっと頑張ろうかなと思っていた時期があった。
最近は仕事が忙しくなって全然やらなくなってしまったが、
コミュニティにも属してゲームに本腰を入れてやろうと思った時期があった。

その中で気になっていたのは、やはりどういうマインドセットを持って取り組むべきかという点である。
ウメハラといえば日本を代表する格ゲープレイヤーの一人で、ほぼ神と言ってもいい存在であろう。
今は実力が落ちているみたいだが、その人がどういうマインドセットを持ってゲームに取り組み、
最強の立場になったのかを知りたいと思い、本書を購入した。

もともとウメハラさんの考え方はYouTube等の切り抜きで見ていたことがあり、
哲学的なことを言っている印象であった。
それを本を通して知りたいと思った次第だ。


感想

ある人がゲームを突き詰めれば突き詰めるほど、ほとんど仕事と大差ないと言っていた。
たしかに仕事もゲームもPDCAを回してどんどん改善し、
より高い技術や成果につなげていくというスタンスはまったく一緒である。
そのためには考えて、ブラッシュアップして改善し、さらに次につなげることが必要になる。
それはゲームも仕事も一緒である。

そういった意味ではゲームも仕事もあまり関係なく、
「物事を上達する」というより抽象度の高いことに置き換えることができ、その点同じものであるといえるだろう。
それがゲームを通して身につけたか、仕事を通して身につけたか。
はたまたスポーツや芸術、勉強どれであっても、大体行き着くところは一緒なのであろう。

本書の面白かったところは、ほとんどゲームという世界でしか生きてこなかったウメハラさんが、
ビジネス書に書かれているような内容とほぼ同等のことを言っていることだ。
仕事に置き換えれば成果につながる事例がビジネスのシーンで書かれているが、
本書に関してはそれがゲームの話であるというのが興味深い。
なるほど、ビジネスにあたる部分はゲームに置き換えるとこういう形で出力されるのかという点が新鮮だった。


今後への活かし

すごくつまらないことを言ってしまえば、本書はビジネス書と大体同じことが書いてあるといえてしまう。
言ってしまえば、ビジネス書と同じことをやっていればゲームも同じように上達するという身も蓋もない話になる。

本書においては、ゲームという新しい観点からその見解を得られたのが面白い部分だったといえるだろう。
対談形式であるため、今後へつながるような具体的なアクションは特にないが、
勉強になるところも多かったので、心がけていきたいと思うところも多かった。


Notes


買ってねー

おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️☆

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