概要
歌舞伎町イチ、癖がすごいゲイバー店員・カマたく待望の人生哲学エッセイ!
結局、本気で空気読めないヤツがいちばん幸せに生きられるのよね。あー、腹立つ!
TwitterにUPする、日常を絶妙に切り取ったあるある動画が大評判&大拡散されフォロワー78万人以上!
歌舞伎町のゲイバー店員・カマたくさんのエッセイがついに登場。
いかにもポップでキャッチーなカマたくの底にあるのは、ある種の「諦念」哲学。
「働きたいわけがない」「野望とか暑苦しくて無理…」「働きたくないという野望だけがある」「意外と死なないからざっくり生きてる」
そんな人生観を交えながら、数奇な生い立ちや日常を語り尽くすエッセイ集だ。
どうしてこの本を選んだか
Twitterでたびたびショート動画を出して、自らの人生観についての動画を投稿しているカマたく氏。
ゲイバーの店員でもあるカマたく氏の言葉のチョイスだったり、自己啓発というのは刺さるものがある。
ふざけていながらも核心を突いているような気がしてならない人生論を展開している。
そんな人が本を書いているというので購入した。
感想
タイトル通り、「頑張らなくても人生なんとかなる」といったことを書いているものである。
バーの店員であるがゆえ、おそらくお客さんからいろんな相談を持ちかけられるであろう。
カマたく氏自身、人生の中で多くの出来事があり、普通の人だったら自殺しているのではないかと思われるほど、強烈な人生を歩んでいるそうだ。
そこからなのかわからないが、人生に対する考え方がどこか達観めいていて、自分のことでありながら他人ごとのように捉えてしまうような節を感じる。
要するに世の中の人たちみんなくだらないことで悩みすぎだよねということを言っている。
それをカマたく節で心の持ちようだよということを伝えている本である。
自分も結構達観するタイプであるので通じるところは多いし、そんなこと思ったこともなかったと新たな視点を得られる点もいくつかあった。
人生悩むことは多いと思うが、そんなことをいちいちクヨクヨしてないでさっさと行動した方が絶対いいぞ、というゲイバーの店員からとは思えないような見識を得られる本であった。
また、仕事につながることが多く書かれていながら一般的なビジネス書よりも平たく書かれているので、仕事につなげたいとか悩むことがあるという人がいればぜひ読んでほしい。
今後への活かし
人前では叱らず、叱る時は1対1で、褒める時は人前でという文章が響いた。
自分は結構逆のことをやっている場合が多いので、指導の場では注意していきたいと思う。
Notes
- 人と比べることでしか幸せを決められなくなって、窮屈な気持ちになっていくだけ。「あの人よりお金がない。」「みんな結婚しているのに、私は彼氏もいない。」人と比べる割には下は見ないのよね。自分よりもっと大変な状況の人だってたくさんいるのに、どうせなら「私の人生悪くないじゃん!」って思える方を見ればいいのにね。なんで辛くなる方を見ちゃうんだろう。上を見るのは「じゃあがんばろっと」って、自分を鼓舞できるときだけにしておくのが賢明よ。
- プライベートとか組織の外で会う人間なんて地位は関係ない。この考え方が私の物怖じしない性格につながってるんだと思うわ。仕事でもないのに、なんであんたに気を使ってやんなきゃいけないのって感じだもん。
- 「もてない」とか、「いい人が現れないかな」とか受け身なのはなんでなの?見出される側だと思っていらっしゃる?悩んでるわりに自信ありすぎてウケる。
- 毎日忘れようと思うことは、毎日思い出しているのと同じこと。
- 不要な緊張感なんて。叱るときは1対1で、褒めるときは人前で、スタッフにとって居心地のいい環境づくりは大切。
- 人間には「嫌いでも得意なこと」があって、きっとそっちで生きていく方が楽だって思っちゃったのよ。
- 「目指せ孤独死」っていう目標を掲げてます。みんな孤独死の何が嫌なの。発見されなくても死んでるんだからいいじゃない。
- ここまで書いてきた、言ってきたことって、簡潔にまとめると「頑張らなくてもよくない?」「何もなくてもよくない?」「簡単に生きればいい」「人の目なんて気にするな」「文句言う前に動け」「行動しろ」って5個しかないんじゃないかな。
買ってねー
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️☆
頑張らなくても意外と死なないからざっくり生きてこ